今回の特殊清掃は、空き家を持っていらっしゃる方が、久しぶりに家に行ってみると、家の中に動物のフンが散乱しており、荒らされた様子があるという事で、市役所に相談をされたようで、その市役所からのご紹介で、フンの撤去と清掃、そして害獣の駆除の依頼を受けました。
平屋の大きな家で、家の外に侵入したであろう箇所(穴)がいくつかと、家の中にも床下から入ってきた場所がありました。
この侵入口は、すべて家の西側でした。
害獣が現在床下にいるかどうかも分からないので、まずは家の外の穴をふさぎ、一箇所だけ網を設置しました。
その後、東側のキッチン床に床下の点検口があった事から、そこに動物が嫌がる超音波を5台を設置し、うち2台は床下に設置いたしました。
家の周りの通風孔を2か所だけ残し、後の12か所はすべて塞ぎ、殺虫剤を台所の点検口に設置後、焚き上げてからサーキュレーターで床下に送風し、家中の床下に殺虫剤が充満するように施工しました。
またあえて先の塞がなかったキッチン側の通風孔2か所は、外から殺虫剤を焚き、外からもサーキュレーターで送風し、同時に計6個の殺虫剤を焚き上げし、殺虫剤が東から西の侵入口に流れるようにして、床下に害獣がいるならば、キッチンの反対側にある西側の出口のネットを設置してある部分から逃げ出すと考えました。
しかしながら、害獣は既に居なかったようで、今回は捕獲とはなりませんでした。
超音波機器は、念のため、そのまま3日間稼働させ続けましたが、同様に捕獲とはなりませんでした。
フンの撤去後に、スチームクリーナーで殺菌と洗浄を致しました。
それでは、ビフォアアフターを見ていただきましょう。
網には何もかかりませんでした
作業は1日でしたが、超音波機器を作動させていたので、3日後に回収に行き、ネットを撤去し、最後の穴も塞いできました。
「ありがとうございました。 作業報告書に写真もつけて頂き、分かりやすく説明をして下さり、感謝しています。私の高齢で今度、車の免許を返そうと思っているので、あの家の管理をお願いしたいと思っておりますので、見積もりを出してください。」
というお話を頂戴いたしました。
また後日1年契約の空き家管理のご契約を頂きました。
最後になりますが、お客様ご家族御一同様の今後の更なるご多幸を、お祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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