
こんにちは。
名古屋の『こころテラス東海』です。
今回は、管理会社様からご依頼いただいた、孤独死が発生したお部屋の特殊清掃事例をご紹介いたします。
すでに他社が遺品整理と特殊清掃、そして内装撤去を行いスケルトン状態になっていましたが、それでも死臭が残るとのことで、最終仕上げとして当社へ依頼が入りました。
窓際のコンクリートに体液が深く浸透しており、臭気の原因を根本から取り除く作業が必要となりました。


窓際の床には部分的に茶色い汚れが浮き上がり、フローリングを通して体液がコンクリートまで染み込んでいたことが明確に分かる状態でした。
まずは該当箇所を粗削りし、汚染部分をしっかり除去。
削り取り後は全体がグレーがかった下地の状態になり、汚染が取りきれたことを確認しました。


サッシの隅には特に茶色い体液汚れが強く残っていましたが、削り取り後は汚れがすっかり除去され、清潔な下地が現れました。
隅は汚れが溜まりやすい箇所のため、細部まで丁寧に削り取り、仕上げに備えました。


削り取り作業では粉塵がかなり舞い上がり、カメラにも粉塵が映り込むほどでした。
作業員はマスク必須で、体液汚れが残らないよう慎重かつ確実に除去。
削り取り後は表面が滑らかになり、汚れが完全に取り除かれた状態になりました。

臭気を完全に封じ込めるため、防水性のある下地処理用ペイントを塗布しました。
体液が浸透していた部分を中心に、丁寧に刷毛を動かし、ペイントを重ねていきます。
今回は下地処理を計5回行い、徹底的に臭気の発生源をブロックしました。

下地処理のペイントが乾いた後、更にトップコートを2回塗布。
コーティングによって密閉性が高まり、臭いの再発を防ぐ仕上がりに。
ペンキが乾く時間も必要で、慎重な工程管理を行いながら作業を進めました。


施工前は茶色い汚れが大きく残り、臭気も強い状態でしたが、ペイント後は床全体が明るく清潔な印象へ。
見た目にも清掃の成果がしっかり表れ、臭気の発生源も完全に封じ込められました。


特に汚れが溜まりやすいサッシの隅も、施工後はピカピカの状態に。
削り取り、下地処理、トップコートという工程を丁寧に重ねることで、美観と消臭の両面で改善が見られました。
今回は、体液が深く浸透したコンクリート部分を削り取り、下地処理5回・トップコート2回で施工した特殊清掃の事例でした。
さらに、煙草のヤニによる臭いが壁に残っていたため、塩素系消臭剤の散布とオゾン脱臭を各3回実施し、可能な限り臭気を抑えました。
特殊清掃、ゴミ屋敷清掃のことならこころテラス東海へおまかせください。
名古屋、四日市など愛知・岐阜・三重からの幅広いご依頼をカバー、東海エリアで遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃を通じてご依頼者様の心の負担を軽くするお手伝いをさせていただきます。
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