今回のゴミ屋敷 生前整理は、ここがご実家の男性からのご依頼でした。
ここにはお父様がお一人暮らしでしたが、先日ご入院されたようでした。
この時点では退院の目途が立っていなかったのですが、ご実家にお父様の必要物を取りに戻られたご子息が、家の中の物量に驚かれ、これは何とかしないといけないと言う事で、ご依頼をされたご様子でした。
家の中や家の周りは、お父様が退職前に、工事関係のお仕事をされていたようで、家の周りには配管やパレット、足場板など大量の工具など、処分場では廃棄できない物も大量に在りました。
またご自宅前の道が狭く、トラックもちろんハイエースすら入れないので、搬出時は軽バンと徒歩で、約30m先の駐車場まで搬出したので、非常に過酷な現場でした。
お客様からは、「家に帰ってびっくりです。森みたいなベランダは自分で作っているわ、ゴミが溢れているわで、腰を抜かしました。帰ってこれる目途も立っていませんが、帰ってきてもなんとか暮らせるようにしたいので、親父には言っていませんが、全部捨ててください。可能でしたらあの凄い事になっているベランダも解体してもらえませんでしょうか?」という内容のご依頼でした。
作業全部で6日間、5~6名で家の中の不要物撤去、庭、ベランダ解体、倉庫解体、水回りの清掃、庭木の伐採を致しました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
撤去後に解体の為アフターなし
撤去の為アフターなし
作業は、5~6名で6日(約30時間)でした。
ベランダと家に隣接する物置の撤去、庭木の伐採で2日間かかりました。
買取は日用品、金属類(約3トン半)の25立米で65,000円、廃棄は約125立米(2トントラック12台半)の合計150立米でした。(上記金額に廃棄代は含まれておりません)
また、別に産業廃棄物を業者に依頼して廃棄したので、この代金が34万円が掛かり、伐採した木材が多く幹も太かった事から、木材センターにも廃棄を致しました。
お客様とは、長い日数の現場でしたので、色々とお話を致しましたが、実はうちの社員2人同じ学校の出身者であり、私含めて3名と共通の知り合いがいることが判り、話に花が咲いた現場でた。
「本当にありがとうございました。無理を言って解体までして頂き、本当に助かりました。あれだけの物が無くなること自体、驚きです。父が亡くなれば、家も売ろうと思っていますので、その時は不動産屋と解体業者を紹介してくださいね。」というお話を頂きました。(半年後に、解体と土地の売却もご依頼いただきました。)
最後になりますが、お客様の今後のご多幸と、ご健康を伏してお祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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