片付けられない母親!多趣味のせいで作業部屋が「汚部屋」に

こころテラスではみなさまからいただいた片付け・ゴミ屋敷の体験談をご紹介しています。
今回は、沢山の趣味をお持ちのお母様と娘さんのエピソードです。

興味が移るたびに増える資材

私の母は友だちに影響されやすく、すぐにいろんな趣味にめりこんでしまう人です。ペーパークラフト、手芸手鞠、千切り絵にフラワーアートなど。これだけなら多趣味で良いと思うのですが、材料、資材、道具の片付けが出来ずに家中散らかり放題となっています。その上次に関心が移ってしまうと製作途中でもやめてしまい何年もほったらかしにしてしまいます。

空いていた部屋を製作部屋にし、所せましと様々な材料、資材が山積みとなっています。まるでゴミの中で製作しているようでした。

しびれを切らし、いざ大掃除へ

見かねた私は心を鬼にし、一切を片付けることに。
何年も手をつけなかったものは今後も再開するはずもなく、それでいて処分するというと否定的な態度を取ります。一筋縄では行きませんでしたが、なんとか説得を続けました。中には高価そうな道具もあり、捨てるのは惜しいと思う物もありましたが、本人に分からせるために全て処分しました。使いかけの千切り和紙や刺繍糸、発泡スチロールの芯材の大箱に作りかけのフラワーのほか、たくさんの資材。まるで業者のように資材を揃えていました。その上、使用していた針なども床に落ちていて、いつ怪我をしてもおかしくない状態でした。
年末の頃のことでしたが、汗をかきながらの片付け作業となりました。

引きどころも大事に

一番最近まで製作していたペーパー編みバスケットは、大小さまざまで丈夫なこともあり、この部屋の整頓用のほか我が家の収納各所に使うことにしました。少しは本人の気も治まったようです。

もうほったらかしにはしないと約束

今回の整頓は一時のものなので、またいずれ同じ様子になってしまうことが心配ではあります。
とはいえ、母も自身の製作品が有効に利用されること、整頓も兼ねディスプレイをしてきれいに飾られているのを目の当たりにすることで、思いのほか喜んでいるようです。

今回は母の機嫌を良くしながら片付けができました。今後は上手に機会を作りながら、汚くなる前に片付けをしていきたいと思います。
あまり気分良くなりすぎて、製作品が増えてしまうのも困りますけれどね。

クラフトなどの趣味は、持ち物がかさんでしまう場合もありますね。しかもご自身の作品となると、捨てるのは忍びないという気持ちもよくわかります。
ゴミ屋敷・汚部屋の整理でお悩みの方、私どももお力になれるかと思いますので、ぜひご相談ください。

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