ゴミ屋敷と関係する心理状態について

ゴミ屋敷と関係する心理状態について

近年、ゴミ屋敷問題は増え続けていますが、対策として業者に頼もうなど外部の力に頼ることが増えてきています。
もちろん、私たち「こころテラス東海」も精一杯お手伝いさせていただいておりますが、一度綺麗にしても時間が経つとまたゴミ屋敷に・・・という場合もあります。

そこで、今回はゴミ屋敷と関係している心理要因について詳しく書いていきたいと思います。

「過労や過度のストレスを抱えている」

過労や過度のストレスを抱えていることで、無気力になってしまい片付けられないケースがあります。
例えば、仕事や家事・育児、介護などで日々忙しく、ストレスや疲れがたまってしまいうつ状態に陥ってしまうことも珍しくありません。
そのため、高齢者だけでなく若者や女性であってもゴミ屋敷になることがあります。
実はゴミ屋敷では、女性と男性の比率はほぼ同じなのです。

「精神疾患を抱えている」

何らかの精神疾患を抱えていることで、片付けや掃除ができずにゴミ屋敷になってしまうことがあります。例えば、強迫性貯蔵症や統合失調症、ADHDなどの可能性も考えられます。
実際に、アメリカの精神疾患に「ため込み症候群」という病名があるのです。
この病気は、なにも、ゴミだけではなくペットの多頭飼いや、その崩壊、収集のみ考え、収納が追い付かないという物に固執した場合も当てはまります。
精神疾患によっては、物を捨てられなかったり、片付けようとするとパニック状態に陥ったりすることがあるため注意が必要です。

「高齢による認知症になっている」

認知症の可能性も考えられます。
認知症は記憶力が低下していく病気ですが、症状の進行に伴って今までできたことができなくなっていきます。
そのため、ゴミ出しを忘れてしまうだけでなく、そもそもゴミ出しや片付けができない状態になっている場合もあります。
認知症の場合、1人で生活させないようにすることが大切です。

 

まとめ

今まで数々のゴミ屋敷や汚部屋を清掃してきましたが、上記3つの傾向が大変多いように思っています。
また、何かのきっかけで、全く清掃や片付けが出来なくなった人も居ました。
高齢者の場合では、昔はすごい綺麗好きだったに、なんでこんなことになったんだろう・・・と言って嘆く娘さんも居ました。
酷い方は、セルフネグレクトの傾向が強く出ても居ました。
人との関係が希薄で、自分で全てを背負い込む方も多いのです。
周りのサポートや、自らゴミ屋敷から脱出する決心を持っていただきたいと思っております。

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私たち「こころテラス東海」は、お客様の側に立ち、分別をお手伝いします。
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