ゴミ屋敷・汚部屋にしないための心がけ(断捨離・清掃のすすめ)

ゴミ屋敷・汚部屋にしないための心がけ

前回「ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴」を記述したので、今回はよくお客様に質問を受けるゴミ屋敷・汚部屋にしないための心がけを記述してゆきます。

「物を置くスペースを決める」

ゴミ屋敷の方は、色々なところに色々な物が置いてあります。
そうならない為に、食品、洗剤、生活雑貨、電池、鍵、リモコンなど、全ての物の置くスペースを決め、それよりはみ出るなら物を買ってはいけません。
増えるばかりなのでご注意ください。
物は最小限でも生活は出来ます。
むしろ気持ちが良い生活が出来る事を知りましょう。
面倒でも、モノを使い終わったら、決めたスペースに必ず戻してください。
これがゴミ屋敷にしない第一歩です。

「いつか使うだろうで、モノを買ってはいけません」

いつか使うつもりでも、永遠に使わない物は沢山あります。
またこれは、人に物を貰う時も同様です。
その時になって買っても、全く不便はありません。
ストックは1つだけでも困りはしません。
基本的には、使いたい時に買えばよいのです。

「押入れなどの奥にしまい込んである物を見直す」

自分の子供の小さい時の玩具や、絵、服などが眠っていませんか?
その時は、子供に要るのかどうかすぐに連絡して聞いてください。
ほとんどの子供が、今の自分には必要ないので「要らない」と答えます。
もし「要る」と言ったら、すぐに子供の家に送ってください。

古い衣類が大量に眠っていませんか?
よく考えて下さい。「いつか着るかもしれない」で何年眠っていますか?
流行も変わっていますし、体のサイズも変わっています。
その時に買った思い出もあるでしょうが、未来を見ましょう。過去は胸にしまうのです。
あなたが恐れている「後悔」をする事はありませんので、捨てましょう。 新しい服を買えばよいのです。

レシートや領収書、振込済みの用紙が大量にありませんか?
個人事業主でもない限り、そんなものは取っておいても何にもなりません。
去年の物は捨てましょう。

レコードやカードゲーム、カセット、ビデオテープ、フィギュアなどが大量にありませんか?
もう使わなくなってどれだけ経ちますか?
もうまず使うことは無いと一度考えてみてください。 売れるモノは、売ってお金に換えたほうが生産的です。
再度、使うことが有れば買えばよいのです。但し、そんなことはまずないでしょう。

頂いた贈答品が未使用で箱のまま眠っていませんか?
開封せず使っていない物は、自分に必要にない物です。
未使用品なら売れるので、売ってしまいましょう。
売っても金額が知れているなら、だれかにさっさと差し上げましょう。

「衣類・寝具は、四季で入れ替えする」

ハンガーにかけっぱなしで、衣類がホコリをかぶっていませんか?
帰宅したら、脱ぎっぱなしにして、衣類の山になっていませんか?
めんどうでも「洗濯する」「たたむ」「しまう」を心がけましょう。
四季で入れ替えをしていれば、衣類や寝具の痛みも判るので、買い替え時も判りますし、不要な衣類が溜まる事はありません。

「食べたら弁当がらや、ペットボトルは、分けてごみ袋に入れる」

食べた弁当やペットボトル、缶、箸などをコンビニ袋に入れ、そのまま部屋にほかってはいけません。
最悪でも寝る前に、机やテーブルの上を片付け、食べる前の状態にしてください。
これを繰り返していれば、ゴミ屋敷や汚部屋になりません。

「本を見直す」

漫画はもちろん、週刊誌、小説なども随時見直し捨てましょう。
読んだまま置きっぱなしは、ゴミ屋敷への第一歩です。
本を置くスペースを決め、そのスペースから本がはみ出るようなら、読まない本を処分してください。

「財布をパンパンにしない。また小銭を大切にする」

ゴミ屋敷、汚部屋の方は、ゴミを片付けると床に小銭が散らばっています。
また、財布もポイントカードや、レシートなどが、入っているお札よりも多く、パンパンに詰まっています。
こうなると、小銭は入れられないので、小銭の扱いが雑になるのです。
こうならない為には、お札入れと、小銭入れを分けて持つのです。
レシートはすぐに捨ててください。
家計簿とつけているのなら、付けたらすぐにレシートを捨てましょう。(アプリで、写真を撮れば簡単に家計簿が付けられるものもあります。)
ポイントカードも、溜まっていない物や、行く頻度の少ない物は捨てましょう。
可能であれば、お札は顔を揃えて綺麗に入れると尚良いでしょう。
お金は、お金を大切にする人に回って来ます。

「靴は靴箱にしまう」

玄関に靴が出しっぱなしで多いと、幸せになれません。
もちろん、靴の臭いも充満するので、良いことはありません。
靴箱に入れられないほど靴があるのであれば、履かない靴は捨てましょう。

「トイレを綺麗にする」

なかなかトイレ掃除は面倒です。
いつ掃除をするのか?というと、一番簡単な方法は、トイレをした直ぐ後なのです。
流した後、便座の裏を見て、汚れているようならトイレットペーパーを、手洗いから出ている水に少し浸し、便座の裏を拭きましょう。
また便器の淵が汚れていれば、これも拭きましょう。
便器の中に黒ずみがあれば、これはトイレブラシで擦ってとりましょう。
この作業時間は、1分もかかりません。
毎回こうしてれば、日々の汚れにもすぐ気が付きますし、トイレが酷い汚れになってしまい、掃除をする気が失せることも防げます。
また、男性は「小」をする際に、座ってしましょう。
これで、尿が便器の淵や壁に飛び散らないので、汚れはもちろん、臭いも防げます。

「お風呂を綺麗にする」

お風呂もトイレと同様に、お風呂に入って、体を洗う際に、汚れたところを見つけ、スポンジで擦ると良いでしょう。
また体を流す際に、浴室の壁も流しておきましょう。
浴室の汚れは、脂汚れか、洗剤残りがほとんどなので、これを日々の入浴で少しずつ綺麗にしておくことで、清潔をキープできます。
基本的に一番汚れる水回り(キッチン、洗面、トイレ、浴室)は、清潔を保つことで、健康を保つことが出来ますので、毎日少しずつ掃除をする事が重要です。
あと、一番重要なポイントですが、浴室の換気扇は回しっぱなしにし、浴槽のお湯を抜いたら、浴室のドアを開けっぱなしにしておいてください。
電気代が勿体ないと思う方もいらっしゃると思いますが、お風呂のカビは想像以上に繁殖するのです。
換気扇を回し、浴室のドアを開けておくことで、浴室自体に出来るだけ湿気を残さないようにすることが、非常に重要なのです。

「洗い物は、直ぐに洗う」

よく「洗い物が嫌い」という女性が居ますが、こういう方は洗い物を貯めがちです。
これは心理的に「食べる」と「洗う」を別の行動と見なしているので、食欲が満たされた後の「洗う」と言う行為がおっくうになるのです。
よって「食べると洗う」を、1セットに考えれば良いのです。
「食べると洗う」を1セットに考えるようになれば、夜食事がすんだ後に、「食べると洗わないといけない」ので、不必要な物を食べなくなりダイエットにもなりますよ。

 

まとめ

以上ですが、上記の心がけは、最初から出来る人など居ません。
めんどうでも繰り返すことで、それがやがて「普通」になります。
自分で「頑張っているのが疲れる」なんて思わず、癖にするのです。
色々記述しましたが、本当のゴミ屋敷しない為のポイントは、上記を「癖」にする事です。
演じていれば、それがやがて自分になります。

 

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