ゴミ屋敷・汚部屋を片付ける際の問題点、分別について
片付ける際に、最初に直面する問題
片付け方を記述したいのですが、過去の例を見るとほとんどのお客様の部屋にゴミ袋が大量に見つかります。
また袋に入れてある場合もありますが、ほぼ分別が間違っており、可燃ごみの袋の中に間違った物(小型家電、電地、ライター、缶、ペットボトル等)が入っている事が多々あります。
つまり、皆さん片づけを何度もしようとして挫折されているのです。
一人では難しく、友達・両親などの手を借りたいのですが、恥ずかしくて知り合いの手を借りることが出来ません。
またゴミ袋に入れて出した事がありますが、分別が間違っていると指摘され、収集してもらえなかった等と心が折れてしまっているのです。
よって、今回は片付けようと思った際に、一番最初に直面する分別について
難しい分別の考え方
今回、片付け方は、市町村の分別によって違うので、ここでの記述は難しい事から、分別の考え方含め、各市町村に大体共通する7つの項目を以下に記述いたします。
1)可燃系(金属部分が無い物が基本)
紙ごみ、生ごみ、軟性プラスティック、硬質プラスティク
*市町村によっては、硬質プラスティックは、不燃のところもありますし、長さや大きさで、不燃ゴミや粗大ゴミに変わるところもありますので、各市町村の分別を参照ください。
2)資源系
ペットボトル、缶、ダンボール、本類、衣類、瓶類、プラトレー
但し、ダンボール、本類、衣類、プラスティック、金属が無い物が基本。
ダンボール、紙類、布類はエコステーションに廃棄。
また、プラトレー、瓶類、缶は、排出前に中身出しと洗浄が基本 。
上記類は、汚れていれば、可燃ごみで捨てられます。
瓶は大きく分けて、食用瓶と、リターナル瓶(一升瓶、ビール瓶)に分かれますが、左記の2つに分ければよい市町村と、食用瓶を色分けする市町村があり、該当市町村の分別に従う。
3)金属系 (不燃系)
小型家電、はさみ、ホッチキス、鍋、やかん、コード類、ボールペン、クリップ等の金属が入っている物
*但し、市町村によっては、少量の金属が入っている物(例:洗濯ばさみ、ハンガー、ボールペン等)は可燃ごみとして出せるところもあります。
4)陶器ガラス系(不燃系)
食器、陶器(鉢も含む)、ガラス系です。
市町村によっては、焼き物系と、ガラス系は分けなければいけない場合もあります。
5)リサイクル家電類
TV,エアコン、洗濯機、冷蔵庫、乾燥機、PCモニター
*基本的には、リサイクル家電の運搬許可業者しか処理は出来ませんが、本人であればメーカー名、型番をメモし、郵便局でリサイクル券を購入して、近くのリサイクル家電持ち込み所を調べて持ち込むことが可能です。(但し、PCモニターのみは、大型家電量販店で取り扱いがあるところに持ち込める)
6)粗大系
タンス、サイドボード、ベット、ベッドマット、机、棚、スキー板等(市町村によって違うが、大体は45Lの袋に入らない物)
7)その他 危険ゴミ系
ライター、スプレー缶、電池、水銀体温計、水銀温度計、蛍光灯
と大体7つに分かれます。
分別の際は袋に分けて入れる
お客様から「分別が難しく、頭がごちゃごちゃになり判らない」というお声をよく聞きますが、これは可燃、不燃、粗大の3つでしか分別を考えていないからです。
これは市町村によっても違いますが、ゴミ袋は大体3つ程度に分かれております。
可燃ごみ袋、不燃ごみ袋、資源ごみ袋がその主な袋ですが、同じ袋でも、上記の7つの分別を頭に入れておけば、内容物を分けて考え、袋を更に分けて入れれば良いのです。
例えば、可燃ごみ袋の中には、通常の可燃ごみと汚れた資源ごみを入れられますが、不燃ごみ袋には、金属系と陶器ガラス系を別々に入れておけば大丈夫です。
資源ごみも、ペットボトル、缶、プラトレー、瓶類をそれぞれ分けて入れれば良いのです。
また、ライター、スプレー、電池、蛍光灯も、分けて袋に入れると混同しません。
ライター、スプレー缶は、中身を使い切らないと廃棄が出来ないので、屋外で中身を出すことが必要になります。
蛍光灯は、中身に水銀が含まれており、処分場では捨てられないので、近所の大型家電量販店に収集所があるところを探し、そこで廃棄しましょう。
リサイクル家電や、タンス等の粗大ゴミは、自分ではなかなか出せないので、各市町村の粗大ゴミ排出券を購入し、指定日に家の前に出しておけば収集してくれます。(詳しくは、各市町村の廃棄物対策課にお問い合わせください。
リサイクル家電は、メーカー名と、冷蔵庫・テレビだけ大きさをメモして、郵便局に行きリサイクル券を買いましょう。
それを捨てる物に貼り、リサイクル家電の集積所に持ち込みましょう。
但し、本当に上記の方法で沢山の種類のゴミを、分けて入れると袋の数が沢山になり大変ですので、これはゴミ屋敷や汚部屋になり、自分で何とか撤去と清掃する際の分別方法としてお考え下さい。
また、市町村によっては物の大きさにより、可燃、不燃、粗大の区分けがあるので注意です。(例:30cm以下は可燃、30㎝以上60cmまでは不燃、60cm以上は粗大など)
粗大ゴミも、燃やせる可燃性粗大ゴミと、金属やガラスが含まれている不燃性粗大ゴミと、分かれている場合もありますので、廃棄の際は金属部分やガラス部分をドライバーなどで外せるものは外した方が、廃棄はスムースに行えると思います。
まとめ
ゴミの廃棄において、基本的には各収集日を守り出すのが一番安くつきますが、大量の場合は近所の目もあったり、搬出も大変なので非常に難しいと思います。
大量の場合、やはりプロに頼むのが一番早いと思います。
廃棄の方法によって金額がかなり違う事から、一度、業者にご相談ください。
「こころテラス」は、自分ではどうしようもない状態になった際に、お役に立つことが出来ます。
問い合わせ、見積は無料なので、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
*:スマートフォンの方は、ゴミ屋敷・汚部屋の専用サイトがありますので、 https://www.cocoroterrace-seisou.com/lp1/ ? 是非こちらもご覧ください。(URLをクリックすると画面が変わります)
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