今回の特殊清掃は、アパートの管理会社様からの4度目の仕事のご紹介でした。
管理しているアパートで孤独死が発生したようで、直ぐに伺いました。
一番奥の南側のお部屋のお布団とマットレスの上で亡くなっており、マットレスが体液を吸い、かなり酷い臭いがお部屋に充満しておりました。
南側の窓際という事もあり、かなり腐敗が進んだのでしょう。
マットレスを撤去し、畳も撤去すると、畳と畳の隙間から床材の上に体液が染み出しておりました。
幸い床下には達していない様でしたので、今回は消毒後に表面を削り、2種の薬品で処理したのちに、オゾン脱臭を行い、最後に防臭塗料を塗布致しました。
ただ、各部屋がドアが空きっぱなしであり、大量のハエが発生し、ハエの手足に付いた体液を各部屋の窓とその周辺に付けていたので、臭いの付着が酷く、窓と窓枠も綺麗に洗浄しました。
また亡くなった部屋の押し入れも開いた状態だったので押し入れのベニヤ板にも死臭が入り込んでおり、殺菌剤で何度も押し入れのベニヤに処理を致しました。
また、壁紙は全部剥ぎましたが、天井が板だったので、この天井も、押し入れと同様に殺菌剤を散布後に、殺菌剤を薄めた薬剤を雑巾に浸し、拭き上げ、臭いを除去しました。
オゾン脱臭も、各部屋ごとに実施したので、施工回数はダントツに多い現場でした。
それでは、作業のビフォアアフターを見ていただきましょう。
家財撤去作業は3名で1日(約5時間)でした。
買取は金属類と雑貨、家電類でで約1.5立米の買取額18000円、海外輸出の使用済みの皿や靴が約0.5立米、無料引き取りの家電類が2立米、エコステーション行きの布・紙類・段ボールが約2立米、廃棄は約14立米の合計で約20立米でした。
特殊清掃は、延べ3日間入りました。
「今回も本当にありがとう。 もう何回もお願いしているのでお任せでお願いしたので、すまなかったね。 あの臭いを取るのは大変だったでしょう。話を聞きましたが、相当苦労したみたいで、本当に感謝しています。また何かったら、お願いしますね。」
という嬉しいお話を頂戴いたしました。
最後になりますが、故人のご冥福をお祈りし、お客様の会社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
私共に何度もお仕事を下さり、伏して感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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