
今回の特殊清掃は、洗面所内で倒れて亡くなられた案件でした。
弊社にご連絡くださったのは、大家様で、部屋の家財は既に撤去されておりました。
今回は、洗面所という狭い空間で亡くなられたので、壁が近く、壁の巾木の下に体液が入り込んでいると推測される案件でした。
また亡くなられた場所のすぐ近くに点検口がありました。
いずれにしてもこの案件は、床や壁を撤去し、体液汚染の浸透している場所を取り除く作業となりました。
少し話がそれますが、世間には、弊社と同じく「特殊清掃業者」が沢山おりますが、正規の特殊清掃業者は、こういった床や壁の撤去が可能な「解体工事免許」を取得しております。
この免許がないと、壁紙すら剥がせませんので、免許を持っていない業者は、「エセ業者」だと思ってください。
つまり、臭いが取れない業者ないので、業者選びの際には、この免許を取得しているかどうかをホームページで確認した方が良いでしょう。
ちなみに、愛知県で「特殊清掃業者」と表示している業者は何100といますが、私の知る限り愛知県で解体工事の免許を持った正規の業者は、弊社含め5社しかおりません。
話を戻しましょう。
この案件、事前に想像したとおりに、壁の下の梁やコンクリートの床まで汚染されておりましたので、可能な限り撤去する範囲を小さくして、除去を致しました。
それでは、ビフォアアフターを見ていただきましょう。



















特殊清掃は延べ2日間(約6時間)入りました。
「ありがとうございました。 可能な限り撤去する箇所を少なくしてほしいというわがままを聞いてくださり、本当にありがとうございました。この程度なら補修が安く済みそうです。臭いもなく、本当に御社にお願いしてよかったと思っております。」
というお話を頂戴いたしました。
最後になりますが、故人のご冥福と、このアパートの益々のご発展とご多幸を、伏してお祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、衷心よりの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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